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【エスプレッソの量】ラテアートにおける抽出の解説

こんにちは。

「ABUKU COFFEE & LATTEART」の店主です。

カフェラテにラテアートを描くとき、エスプレッソをまず抽出してミルクを注ぎます。

初心者は見落としがちですが、このエスプレッソの量でラテアートの描きやすさが変わります。

(正確には量だけでなくエスプレッソ内の成分構成も関係しますが)

今回はエスプレッソの量に着目してラテアートの描きやすさを描いていきたいと思います。

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コーヒー豆の量とエスプレッソ量の関係

まず、前提としてシングルショット、ダブルショット、リストレットという言葉を覚えてください。

これらはコーヒーの粉量に対していくらエスプレッソを抽出するかを表した言葉です。

コーヒー豆の粉量エスプレッソの量
シングルショット10g約20g(1oz)
ダブルショット20g約40g(2oz)
リストレット20g約20g(1oz)

※ozとは体積の単位で28ccです

シングルショットとリストレットはエスプレッソは同じ量になっていますが、使うコーヒーの粉量がリストレットのほうが多くなっています。

使うコーヒー豆の量が多いほど液体の濃度が高くなるため、同じエスプレッソ量でもリストレットのほうが濃いということです。

エスプレッソの量によるラテアートの描きやすさ

続いて前章で説明したショット量に対するラテアートの描きやすさについて説明します。

シングルショット

こちらがシングルショットで描いたラテアートです。

カップの大きさは12oz(約350cc)で中煎りの豆を使用しています。

十分綺麗に描くことができますが、クレマが薄くなる分、注ぎ始めが若干ボヤっとしやすくなるためコントラストが取りづらいです。

ダブルショット

カップの大きさに対してエスプレッソの量が多くなるため、小さいカップではかなり描きにくくなります。

大きなカップを使っても、少しタイミングが取りづらいです。

線が細く出る傾向があるので、手数が少なくダイナミックなアートや線を太く出す「スロー」という技法を使ったアートに向いていると思います。

アートを適切に選べば十分綺麗に描くことができます。

リストレット

一番描きやすいです

こちらは7ozカップで深煎り豆のリストレットで描きました。

ミルクが流れやすく、シングルショットよりも液体の色が濃いため、複雑なアートも描きやすいです。

抽出における注意点

勘の良い人はお気づきかもしれませんが、シングルショットよりリストレットが描きやすいということは、エスプレッソの抽出前半成分のほうがラテアートは描きやすいということです。

シングルショット~リストレットまで説明してきましたが、シングルショットでも必ず20gでなければならないと決まってはいません。(お店のレシピがある場合はそれに従わなければいけませんが・・)

たとえばシングルショットでも、粉10gに対してエスプレッソの量を30gも抽出してしまうと非常に描きにくくなります。

また雑味成分も多く味も劣ります

ラテアートを初めて最初のうちは抽出を甘く見がちですが、丁寧に適切に抽出していきましょう。

まとめ

エスプレッソの量とラテアートの描きやすさの関係について書いてきました。

一口にエスプレッソといっても抽出の違いでラテアートの描きやすさが変わるなんてとても奥深いですよね。

しかしラテアートを上手に描くにはまだまだたくさんのポイントがあります。

「ABUKU COFFEE & LATTEART」では自宅で簡単にできるラテアートから描きたいアートに応じた個別のセミナーまで受け付けています。

ご興味のあるかたはinstagramのDMへご連絡をお待ちしています。

https://www.instagram.com/abuku.coffee_latteart