ABUKU(アブク)コーヒーとは


こんにちは。

日本にはたくさんのカフェやコーヒー屋が存在し、それぞれに思いの詰まった店名がつけられています。

直球でわかりやすい名前から、深い意味の込められた名前まで、由来を辿るとそれぞれにストーリーがあって面白いですね。

今回は香川県高松市にある自身のお店 ABUKU COFFEE & LATTEART の名前について簡単に書いていけたらなと思います。

1.お店に至るまで

少し店主自身の話になりますが、もともとは少しお固めな仕事に就職したのですが、自分の生き方や仕事の充実感を考えたときに、「この仕事を長くはやっていけそうにないな」という直感で趣味として興味のあったコーヒーの世界へ。

広島県のレストランと喫茶店を掛け持ちで務めたのち、宇多津にあるスペシャルティコーヒー店に5年半ほど在籍しました。

お店を開業する数年前からラテアートに興味をもつようになり、家に半業務用のエスプレッソマシンを導入し365日練習に明け暮れました。

半業務用エスプレッソマシン。これで大会の写真選考にも通過しました。

やがて大会に出て本物のレベルを知りたいという思いが生まれ、世界大会の本戦に5回連続で出場するようになりました。(内一回は予選で日本人1位を獲得)

ここまで熱中できるほど、ラテアートは楽しいです。

この磨いた技術で香川のカフェ・コーヒーライフをもっと豊かにしたい。

そして焙煎にも興味があるので技術を磨きつつお客様に還元できたら楽しいなと思いお店の開業を決意しました。

2.ABUKU(アブク)とは

お店の名前を考えようとしたときに、提供するのは「注ぐだけで描くラテアート(フリーポアラテアート)」と「自家焙煎コーヒー」です。

ラテアートは泡立てたミルクを駆使して描きます。

コーヒーは新鮮なものはガスがよく発生し、お湯をかけたときにモコモコと泡が発生します。

ラテアートにもコーヒーにも「泡(あぶく)」は切っても切れない存在です。

そして泡は時間が経つとはじけて消えてしまいます。ラテアートも楽しめるのは飲む前の一瞬です。

コーヒーを飲みながら私たちが共に過ごす時間も、長い時間から見れば泡にような一瞬。だからこそその瞬間を大切にしたい。

そんな思いでABUKUという言葉が店名にピッタリかなと思い名づけるに至りました。

3.ご来店されたお客様へ

そういうわけでABUKUはフリーポアラテアートをお客様の目の前で描いて提供します。もちろん写真を撮っていただいてかまいません。

しかし泡で作っているという特性上、時間が経つにつれて見た目も味も損なわれていきます。出来上がった時の一番きれいなときをパシャパシャっと写真に収めていただき、泡もきめ細かいうちに口にくッと満たしていただくのが理想の召し上がり方です。

長くは続かないけど、瞬間のアートであるということもラテアートの醍醐味です。

フリーポアラテアートはサーフィンをするような感覚に似ていると思います。(サーフィンやったことないですが)全国各地で交流会や大会が開催されているほどファンが多いです。

もしやってみようかな、興味はあるけど始め方がわからないな、、という方は家庭でもできる簡単なラテアートからカフェで働く方向けまでセミナーも幅広く対応していますのでお気軽にご連絡ください(^^)


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